直流電子負荷 CL3000シリーズ
特長
並列接続
マスタ・スレーブ制御により、同一機種を最大5台まで並列接続できます。 ※システムケーブル(オプション)で接続します。 |
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7つの負荷モード
定電流(CC)、定抵抗(CR)、定電力(CP)、定電圧(CV)に加えCC+CV、CR+CV、CP+CVの各モードを装備しています。 |
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2つの動作モード
スタティック動作モードは、7つの負荷モードの動作を一定に保つモードです。設定した2つの数値を手動で切り換えることも可能です。定格負荷と定格の半分(ハーフロード)の切換えなどで使用します。 |
ダイナミック動作モード |
プログラム機能
256個のメモリに、16ステップで1プログラム、最大16プログラムまで負荷条件を設定できます。16プログラムを連続動作させることも可能です。 |
シーケンス機能
任意に設定したシーケンスパターンで、複雑な試験や高速シミュレーションが可能な機能です。 最大1000ステップで、ノーマルシーケンスとファストシーケンスの2種類の機能を装備しました。 ノーマルシーケンスでは負荷値、実行時間、応答時間(スルーレート)をステップごとに独立して設定できます。 |
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ノーマルシーケンス |
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ファストシーケンス |
バッテリテスト機能(CL3000Hタイプのみ)
二次電池などの放電試験を自動で行う機能を装備しています。 CC/CR/CPモードの設定値で、放電を開始し、設定した停止点(Time, Volt, Ah)で終了します。 データログ機能でテストデータ(1~120秒間隔、最大65,535個)を保存できます。試験結果の波形表示も可能です。 |
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CPモード時の動作 |
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設定画面 |
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試験結果の波形表示 |
OCP自動試験/OPP自動試験(CL3000Hタイプのみ)
電源装置の過電流保護や過電力保護が正常に動作するかを確認するための試験機能です。OCP自動試験では、開始電流からステップ毎に電流が変化し、電源装置の保護回路が作動すれば終了します。 もし作動しない場合はあらかじめ設定した電流値で終了します。 OPP自動試験では同様に電力を変化させて試験します。 |
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自動OCP試験の動作 |
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自動OPP試験の動作 |
タイマー機能
ロードオンからオフになるまで経過時間を測定し(カウントタイム)、 指定した時間経過後に自動でロードオフします(カットオフタイム)。 ロードオフ後、液晶画面にロードオフ時の電圧値をポップアップ表示することが可能です。 カットオフ時間は1秒から設定できます。 |
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カウント中 |
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ロードオフ時の値をポップアップ表示 |
ソフトスタート
電源起動時に突入電流が流れ、電源の保護回路が動作する場合があります。 負荷電流の変化する時間を長くすることで、電流の量を制限する機能です。 1~200 msで、1 msの分解能で設定可能です。 |
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MPPT機能(CL3000Hタイプのみ)
ソーラーパネルの最大電力測定ができます。ソーラーパネルのI-V特性、P-V特性を自動測定可能。試験結果はCSVファイルに保存できます。 |
外部制御入出力機能
背面に外部制御入出力コネクタを装備し、外部から接点信号によるロードオン/ロードオフが可能です。 また、外部電圧または外部抵抗により、入力値を制御できます。 |
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保護機能
過電流保護(OCP)、過電圧保護(OVP)、過電力保護(OPP)、 過熱保護(OTP)、低電圧保護(UVP)、逆接続保護(RVP)、 定格過電流保護(ROCP)の各保護機能を装備しています。 OCP、OVP、OPP、UVPは動作しきい値の設定も可能です。 |
その他の機能
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各部の機能
