鉄筋コンクリート加熱破砕
解体補助工法
加熱により鉄筋やコンクリートが膨張し、コンクリートにひび割れを発生させることで、コンクリートと鉄筋の付着強度を低下させ、解体作業を容易にする解体補助工法です(マスホット工法*)。
鉄筋の加熱には、直流電源を使用します。2500 Aを通電し、鉄筋温度を1000℃以上に加熱。
直流電源の出力をコントロールすることで、鉄筋の温度を調整しながら、加熱することが可能です。
* マスホット工法:通電加熱破砕工法。戸田建設様との登録商標、共同特許出願中。
システム概要
通電システムとしては非常に単純で、鉄筋の両端に接続金物を取り付け、直流電流を印加します。
加熱温度は800 ~ 1000°C とし、約10分程度で温度は1000°C に達します。
Solution
NF千代田エレクトロニクスの直流電源ならば…
解体現場という粉塵等の多い場所で使用するため、耐環境性に優れ、大容量化が容易なサイリスタ型直流電源を使用します。
解体作業現場の状況にあわせたご提案が可能です。
- 交流入力:三相200V
- 直流出力:50V2500A
- CV/CC 切替式
- 制御方式:サイリスタ位相制御