放電プラズマ焼結
放電プラズマ焼結は、ホットプレスと同じ固体圧縮焼結法の一種です。
特殊なON/OFFパルス電流を直接印加することで、急速昇温・冷却が可能です。
ワークの大きさあわせて 1000A ~ 15000A 程度の大電流が必要で、当社では大電流に対応するパルス電源を提案しています。
システム概要
粉体または固体を充填したグラフファイト製焼結型を加圧しながら加熱します。
焼結型と材料にパルス電源で電圧・電流を直接印加することにより、加圧範囲が限定されるため、急速昇温が可能です。
加圧と急速昇温により、粒成長を抑制した緻密な焼結体を生成することができます。
異種金属同士の結合にも応用可能です。
Solution
NF千代田エレクトロニクスの直流電源ならば…
直流パルス電源
- 入力:三相200V系 又は400V系
- 出力電圧:8 ~ 20V
- 出力電流:1000A ~ 15000A(単機にて)
出力電圧・電流をご指定下さい。 - パルス時間設定
サイリスタ型 ON:1 ~ 99 山、OFF:3 山固定
インバータ型 ON/OFF とも:1 ~ 999ms
数千~1万数千アンペアという大電流をms単位でパルス出力させることができます。
また並列運転により、数万アンペアの出力にも対応します。